赤ちゃんのスキンケア基礎知識をご紹介いたします。

赤ちゃんのベビーローションでのスキンケア基礎知識

赤ちゃんのお肌の構造と特徴

もちもちの赤ちゃんの肌はつい頬ずりしたくなるほどですよね。赤ちゃんの肌がそれほどまでに美しく柔らかくハリがあるのは、大人と同じ細胞の数を持ちながら表面積が小さいため肌のキメが細かく、また大人よりも保持している皮下脂肪が多いから。それに加えて、新生児はまだ紫外線などの刺激を受けておらず、また新陳代謝が活発で絶えず細胞が生まれ変わっているため、透明感が高く文字通り生まれたてで新品の肌なのです。
一方で、赤ちゃんの皮膚は表皮や真皮など、肌を外的刺激から守る役割を果たす層が大人の3分の1程度しかありません。そのためバリア機能が低く、ちょっとした刺激によって肌トラブルを起こしてしまいます。つるつるでキレイなその肌の内側は、まだまだこれからその保護システムをしっかりと確立させていくまで、十分なケアが必要なのですね。そして蓄えている水分や皮脂の量も数ヶ月単位でめまぐるしく変化しながら成長していくため、その時々の状態に合わせたスキンケアを行っていかなければなりません。

赤ちゃんのスキンケアは月齢によって変わる?

赤ちゃんの皮膚の状態が変化する最初の節目は生後3ヶ月頃と言われています。生後すぐのうちは母親のホルモンの影響によって顔や頭部に皮脂の分泌が多いため、乾燥しにくい分、毎日お風呂で皮脂汚れをしっかり落とすことが重要です。この時期は新陳代謝が特に活発に行われているため汗や皮脂を含んだ垢がたまりやすく、皮膚表面にそういった汚れが残っていると細菌が繁殖して肌トラブルを起こしてしまいます。
顔や頭部など皮脂の分泌が多かった部位も、生後4ヶ月以降は平均的な成人の皮脂量に近づいていきますが、それと同時に起こりやすくなるのが乾燥トラブルです。この時期は大人以上に乾燥しやすく、バリア機能が弱い分乾燥することでたちまちトラブルにつながります。入浴後にしっかり保湿をすることはもちろん、おむつはこまめに換えて、そのたびに肌トラブルのチェックをしてあげてください。また、離乳食が始まると特に口の周りや手の平など、汚れやすく何度も拭く部分は乾燥しやすくなるので注意が必要です。

よくある赤ちゃんの肌トラブル

入浴時に十分皮脂や汚れが落とせていなかったり、また入浴時間が長すぎたりなど、デリケートな赤ちゃんの肌はほんのちょっとしたことがきっかけで肌トラブルを起こします。赤ちゃんの肌トラブルとして代表的なものには以下のようなものがあります。

あせも

あせもは、かゆみを伴う赤い斑点です。新生児には赤いもの以外にも白い斑点や透明の斑点などもあります。特に汗が溜まりやすい部分に表れやすく、放っておくと水ぶくれになり、かくことによってかさぶたのような状態になります。あせもの原因やケア方法については「赤ちゃんのあせも予防と対処法」をご覧ください。

乳児湿疹

汗や皮脂がたまりやすい場所や、食べこぼしが付着するなど刺激を受けやすい顔によく発生し、かゆみを伴ったり赤く腫れたりします。あせもやアトピー性皮膚炎と症状が似ていますが、原因や対策は異なりますので、よく見極めなければなりません。乳児湿疹の原因やケア方法については「乳児湿疹の原因と対策」をご覧ください。

おむつかぶれ

おむつかぶれは正式には「非アレルギー性接触皮膚炎」と呼ばれるもので、皮膚が炎症を起こした状態を言います。おむつが触れる部分が赤く腫れたりただれたりしてかゆみや痛みを伴います。おむつかぶれの原因やケア方法については「赤ちゃんのおむつかぶれ予防と対処法」をご覧ください。