赤ちゃんのあせも予防と対処法をご紹介いたします。

赤ちゃんのあせも予防とベビーローション等での対処法

赤ちゃんにあせもができやすいワケ

赤ちゃんは大人の2〜3倍も汗をかくと言われますが、それは大人と同じように200〜250万個の汗腺がありながら体表面積が小さいことがその原因の1つです。小さな身体に汗腺が大人と同じ数あるとなると、必然的に密集度が高くなりますよね。また、発汗することでしか自律神経の調節ができないため、汗をかく量も大人より多くなります。その結果、狭い範囲に集中して大量に汗をかくことになり、その結果汗腺の中に汗が溜まって炎症を起こしてしまいます。こうしてできるのが「あせも」です。
あせもが出来やすい場所としては、おでこや首の周り、頭、わきの下、手足のくびれなどですが、寝ていることが多い赤ちゃんは背中にもあせもがよくできます。暑い時期だけでなく、暖房の効きすぎた場所に長時間いることや、重ね着のさせすぎなどによって、冬にあせもが生じることもよくあります。

タイプ別赤ちゃんのあせもの特徴

あせもには3種類あってそれぞれ症状が異なります。適切に対処してあげるためにも、それぞれの特徴をよく理解しておきましょう。

紅色汗疹

あせもと言えばこの赤い斑点を想像する人が多いのではないでしょうか。汗をかき続けることによって一部が皮膚の中に溜まって炎症を起こした状態で、かゆみや痛みを伴います。新陳代謝が活発で汗をかきやすい乳幼児によく見られます。

水晶様汗疹

「白いあせも」とも言われ、体表に1〜3mmほどの透明な、あるいは白っぽい水疱が密集してできます。紅色汗疹のようにかゆみや痛みを伴わず、2〜3日すれば自然消滅することが多いのが特徴です。

深在性汗疹

極端に高温の場所に長時間居続けることで発症する汗疹で、ホルモンバランスが崩れて汗が排出できなくなり、比較的広範囲に皮膚が盛り上がるような症状が出ます。かゆみや赤み、発疹などの症状は出ません。熱帯地方に多く、日本ではあまり見られないようです。

あせも対策にはベビーローションがおすすめ

赤ちゃんのあせも対策としていちばん必要なのは、肌を清潔に保つことです。そのためにまず以下の3点に注意しましょう。

  1. お風呂に毎日きちんと入れる
  2. お風呂の後はしっかり保湿する
  3. 低刺激の洗剤で洗った清潔な衣類を着せる

上記の3点を毎日しっかり守った上で、汗だまりが出来ていないかをできるだけこまめにチェックしてあげましょう。汗をかいていたらすぐに拭き取ってあげること、またはシャワーで流してあげることで、あせもの発症を防ぐことができます。
そしてお風呂の後や汗を拭き取ってあげた後には、必ずベビーローションでしっかり保湿してあげましょう。肌の水分を十分に保つことによって、バリア機能の弱い赤ちゃんの肌を守ることができます。また、紅色汗疹や水晶様汗疹を発症している部分にもベビーローションをぬることでかゆみや湿疹を抑えることができます。日本在住の赤ちゃんが深在性汗疹に罹患することは考えにくいですが、万が一そういった徴候が見られた場合は自宅で治そうとせず、お医者さんに診てもらいましょう。